(↑↓photobyまめたさん)
実に2019年8月以来3年ぶりに… まだコロナ禍ではありますが、
3年間ずっと心に思い願ってきた長岡花火が、無事に上がりました。
この絵日記を書いているのは8/4のお昼休み(最終稿8/8)、
書こうとしている筋書きも何も頭にないまま、つらつらと綴ります。
いつもの書きぶり?とは違うと思いますが、そこはご容赦を~
8月1日、長岡大花火はここから始まります。
白菊三発打ち上げ。
(photobyARUGAさん)
白菊だけは、2020年も、2021年も打ち上げられたそう。
長岡まつり大花火大会のプログラム冒頭で打ち上げられる「白菊」という花火。
伝説の花火師・嘉瀬誠次さんがシベリア抑留の際に亡くなった仲間へ捧げる鎮魂の花火として製作され、
現在においても慰霊と平和を祈念するための花火として継続的に打ち上げられています。側から見るとたった数発の単打ち花火かもしれませんが、実はとても深い意味を持つ花火なんです。
そんな白菊が上がったことがニュースで流れてくるころ、
一応念のため、現地の天気でも見ておこうかな、と。
天気予報を見るようになったのは、近年山に行くようになってからの癖。
8/2,3、東京は「猛暑」、
新潟は8/2☀、8/3がなんと午後4時から真夜中まで降水確率90%と!?
「え。」と思わず眉根を寄せスマホ画面を凝視。
それはいかんではないの。
天気予報を容認?するのがイヤで、その際はスクショも撮ってなかったけど、
多分、長岡大花火を期待してくれていた方々は、
長岡市8/3午後4時から降水確率90%のあの様はご覧になってるはず…。
一週間前の天気予報見てうろたえる某I隊長に、
「一週間前の天気予報が悪い方が当日良くなるってもんですよ!」と
明るく言い放つのですが、
今日(8/1)の明後日(8/3)の予報ではいくらなんでも正直やったことない…。
☀を願いつつも一応まさかの事態に備え、ほとんど出番のない雨合羽と日傘兼用傘、
そしてなぜかクロックスビーサン(野湯用)もキャリーバックにスタンバイ。
「ふむ…。」
明後日の天気だから、もしかしたら変わるかもしれない。
ひとまずはそんな思いを抱きつつ就寝。
8月2日(火)、東京晴天☀
13時台の新幹線のため、出発も余裕。
ただし、少し寄ってみたいところがあったため、11時過ぎには家を出る。
暑い…。
新幹線車中でいただこうと、
8/1東京都内セブンイレブン限定発売の『正気のサタン』を
最寄駅前のセブンでゲット。
『よなよなエール』さんがついに!?低アルコールビールを発売!
アルコール度数0.7%と。
新幹線車中まで冷えが持つように、
ずいぶん前にパークハイアットのデリカテッセンで買った、
ちょうどいい大きさの保冷バックが役立った。(エノテカ製)
ちょうど350ml缶が横に6本、大き目の保冷剤も入れて余裕。
13:56、時間通りに東京駅から新幹線に乗り込む。
(何故かまめたさんは大宮から乗り込む)
「指定席は満席です」とのアナウンスでしたが、
15:30長岡駅に着く臨時便は、自由席はまだ余裕で座れた、とは恭子さんの弁。
道中、とりあえずは冷えたままのビールをいただく。
『正気のサタン』、飲んでみた感想は、香り爽やか!まんまビール。
そしてほかのどのノンアルビールより美味しいかも…
「ゴキゲンだけが、ほしいのさ」←なるほどね(笑)
そしてゴキゲンなまま長岡駅着。
久しぶりの出動の「黄色い手」をキャリーバックに引っかけ、
わらわらと降りる乗客のみなさんに混じる。
下りのエスカレーターに乗る際、
「あれ?黄色い手が刺さってない!」
ここまでまだ数メートル。来た方向に戻ろうとすると、なんと…
ホームで乗客誘導していたJRの女性職員さん(少々甲高いアニメ声?)が手に持ち、
「列車から離れてくだーい!!」と叫んでらっしゃる。
落とし物を拾ってくださったらしい。
無事に引き取って、手に持ったまま新幹線改札へ。
(長岡駅、新幹線改札は一か所しかありません)
するとそこで、飯出隊長、少し先に出た恭子さんと合流。
相変わらずの人混みに、バス移動は諦め、「タクシーに乗っちゃいましょう!」
大手口は多少の行列はできれど、
どんどんタクシーが来るのでそれほど待たずとも大丈夫。
「○○まで。えと、信金○○支店のところを曲がって、
△△△の手前の小路を左に入ってください」
(注:地元民ならわかる単語を羅列して説明w)
運転手さん、「あー、ハイハイ!」
ほどなく目的地到着、家主が(たまたま?)外に出て待っててくださった。
「ARUGAさん、3年ぶりの花火、よろしくね~!」
荷物を置き、身支度を整え、17時すぎにARUGA邸を出発。
今日の左岸桟敷会場までは徒歩で数十分。
ARUGAさんが居なかったら…こんな快適すぎるアプローチはまず、無理。
ほんとありがたや、ありがたや…。
左岸は… 同じマス席でも、
草っぱらの上に備え付けられているビニールシートを敷くってタイプなのね…汗
おかげであまりお尻が痛くならずに済んだけど。
打ち上げまで、長岡の地酒をいただいたり、枝豆をたくさんいただいたり、
ARUGAさんが『ウオロク』で買い出ししてくださったお惣菜をいただいたり。
夕陽も沈んだ頃、
19:20から、打ち上げ開始!
やっぱり、右岸から奇麗に見えるように仕組まれているから、
左岸からだとイマイチなのよね…
今回はたまたま、ほら↑おっきな木が真ん中にあって、
それが実は邪魔(笑)で、仕掛け花火も奇麗にフレームに収まらない(^^;
(かと言って、花火のためだけに切っちゃうのも可哀そうだし…)
花火は、当絵日記最初に挙げたとおり、初日も綺麗に上がりました…
「花火師さん、ありがとう~!!」
みな手に光るものを持って、中洲に居る花火師さんに向かって、
感謝の光のメッセージを送るのは毎年の恒例行事。
左岸からは右岸が、右岸からは左岸が振っている光が見えて、
その光の真ん中で花火師さんも灯りを振ってて、それはそれはとても綺麗な景色。
花火師さんも感動する瞬間だ、とおっしゃってました。
本当は、長岡花火アプリの七色ライトを使うと、とても綺麗なんですよ✨
8月3日(水)
起床、何やら雨音も聞こえる。
10時、「やるよ!」の花火が鳴る。
降水確率90%でも、やるんだ…。
寺宝温泉(混んでたらしい…)帰りのみなさまにピックアップしてもらい、
(このころは雨もやみ薄日が差し始める)
→ラーメンあおきや長岡インター店(ランチ)
久しぶりの醤油生姜ラーメン!
→長岡駅送迎
→まさかの『壱醸』試飲
酒の陣で「壱醸乾杯」が出来なくなって丸3年ですよ…
相変わらず旨い酒、壱醸◎
ロッカーにあらかじめmyキャリーバックを預けておこうとおもったら、
テロ対策のためにロッカーは全部使用禁止にしてある、と
行きの新幹線車中で聞いていたため、
そのままセブンイレブンからクロネコヤマトの宅急便で自宅宛てに送る。
これで帰りは身軽になれる…!
→ウオロクへ本日の買い出し。
この頃にはピーカン☀
実は長岡市内、大雨警報が出ていたのは間違いない事実…。
実際には旧栃尾市(山間のほう)に降っていた模様。
なんとか… お天気持ってほしい!
右岸マス席はちゃんとした板張り。
なので、お尻の下に敷くクッションはあった方がよい◎
(実はこのクッション、ほかにいい役目を果たしました!)
途中…
ざっと単時間に降る雨が2~3度。
備えとして持ってきていた、
雨具・ビニール袋(カメラ&三脚に被せる用)・傘・ビーサンが役立ちました!
でも降るときは本当にいきなり降るので、いかに手早く出せるところにおいておくか、
暗闇でも効率よく段どれるかが勝負。
基本的にワタシ、晴れ女なので、まぁ、降水確率16時から夜半まで90%だったのを、
ここまでお天気持たせられただけでも「おてんとさま、ありがとう!」な訳ですが、
なんと8/3のメンバーに超絶雨女の姪っ子が居た(笑)
行くフェス9割雨が降るらしい… おそるべし。
世が世ならきっと、重宝されたぜよ。
りえさん曰く、姪っ子、雨合羽を羽織るのがめちゃめちゃ早かったらしい。
そりゃ行くフェス9割雨なら、練習する回数もハンパないでしょうからね(^^;
そして…お尻の下に敷いたクッションがいい役を果たした!
雨が降る=ビニールシートに溜まる=クッションが無かったらお尻びちょびちょ!
あと、捨ててもいい手ぬぐい(手拭き用に持って行った)もいい役果たしました◎
ビニールシート上の雨をよく吸収してくれるので、
それで拭いて4~5度、通路に絞りに行きましたが、結構なしたたり具合だった!
マス席で雨に降られて花火見たのって、はじめてだな…。
その日は姪っ子たちもトンボ返りなので、
一緒の最終新幹線(長岡始発の臨時便)10:15の指定をキープ。
よって、右岸から駅もなかなかの混み具合だろうと判断し、
プログラム終了少し早め(「故郷はひとつ」後)に右岸を撤収。
駅までの道は流れに乗って着いていくと、まったく駅と違う方向に行く恐れもあり、
ここは面倒でも、GoogleMAPでナビっていくことをお薦め。
大体…右岸から30分程度の徒歩距離。
途中、旧北越銀行本店手前の市民センターでトイレタイム。
(これがナイスジャッジ!)
あとは、案内板に従って進むのみ。
無事に余裕で長岡駅構内へも滑り込む。
チケットレス乗車券(えきねっと=ICカード)だったため、改札もスムース。
花火観覧後の新幹線ダイヤ。(東京方面のみ)
新潟方面はもっと、本数も多かったような…。
キヨスクさんが、新幹線改札内で出店を張っててくれました。
「冷えてますよー!」の声に釣られ、
そういえば今回飲んでなかった新潟限定サッポロビール『風味爽快ニシテ』を。
みなさん、お疲れさま!
ARUGAさん、ありがとう
帰りの新幹線は、私が座っていた3列シートは3人とも座ってたけど、
他は結構空いていたみたい。(りえさん談)
直前、コロナ影響もあり開催自体も危ぶまれた『長岡大花火』。
やる、と決めたときは、「ああ、やってくれるのか…!」と。
空襲の慰霊と平和と復興への祈りを込めて打ち上げられる2万発の花火。
2022年の長岡大花火、
これがコロナ禍からの復興のきっかけになることを切に願って。
<長岡花火の来場者28万人、3年前より80万人減>
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