まさか私が、山に登ることになろうとは…
実は運動ギライです。
運動と言えば、
唯一?スキーをやったことと、温泉に浸かることくらい??
昔、ピラティスは少しかじったかな。。
そんな私が、片道3時間もアップダウン激しい山道を歩く??
アリエナーイ。。
そんなヘタレな私が、一泊二日で登山しに行けたのも、
誘ってくださったかっきーさんのおかげ。
そして、ご一緒してくださったGさんはじめ、諸先輩方・湯仲間さんたちのおかげ。。
まさに、「私の知らない世界」
山道を三時間歩いたのちに、こんな温泉が待っているとは…!
*****
話を、この登山のスタートまで戻します。
ここが、この登山の出発地点、那須岳登山口。
ちゃんと、「登山計画書」なるものを提出し、出発します。
季節は7月、新緑眩しく、山の天気は下界より数度低め。
ここはまだ平坦な道。
凄いところだと、こんなんもあります。
ガレ場。
まっさかさーまーに~♪って思わず歌いだしたくなるような急斜面。
まじで続きは、「落ちたら 死んだ~♪」でしょうね、きっと。。
流石に坂道を上がってきただけあり、眺望は最高。
山は下界に比べれば涼しいことは涼しいですが、
お日様はその分近距離に。
そして、季節は夏ですから、やはり少し動けば汗も出ます。
そうそう、
ただ、やっと歩くことだけしかできない私の目には、
信じられない光景が…
あのヤブ多き砂利多き、アップダウンある「山道」を、
ものともせず走り去る若者たちの姿が…。。
山道の向こうから、足音がするんですよ、
ドドド・・・・っって。。
無事に姿を現したと思ったら、道なき道を行き、果敢に野湯さがし♨
素晴らしきタフネス、さすがでございます。。
リーダーが残した、この紙に気付いただけでもスゴイというのに…!
↑紙は、特別指令書(笑)
「スカユリーダーより」
高山植物。
ムーミンに出てくる、にょろにょろみたいですね。。
こんな高山植物を愛でながら…
新緑のマイナスイオンを飽きるほど浴びながら…
道中野湯探しなどをしながら…
約5時間後くらい!?に辿り着いた今晩のお宿。
『煙草屋(たばこや)旅館』
でも「全館禁煙(笑)」
ヤマネは天然記念物ですからいじめないでください、と店主からのお願い。
お部屋はこんな感じ。
基本は登山の方のお宿ですから、シンプル・イズ・ベストです。
何はともあれ、山歩きのお疲れを癒しに、露天風呂へ…
(15時~17時は女性専用タイム♪)
なぜか二つに仕切られている浴槽は、
源泉口がある小さな方が、もちろんアチチです♨
ふぅ~っと、極上の湯に浸かりながら…♨
ひとは何のために登山をするのだろう…
「そこに山があるから?」
(珈琲の宣伝みたいだわ…)
でも私だったら、そこに山があるだけでは登らないわ、
山の向こうに極上温泉があるって言うなら、まだ頑張れるかも…
慣れない山歩きで疲れた虚ろなアタマで考えたことは、こんな感じ(笑)
中高年の登山がブーム、なんてニュースで言うようになって久しくないけど、
これじゃ私は中高年の足元にも及ばないワ…。。
若干反省を交えながらも、後悔先に立たず(笑)
さて。
煙草屋さんのお夕飯は早いです。
ランプのお宿の青森・青荷温泉もこんな感じのお食事だったな~。。
どんどんと日が陰り、暗くなり、
21時まではお部屋の電気も付いていましたが、
過ぎたら即、消灯。。
あの、トンネル工事の時に使うような、
ヘッドバンド付きのライト、こういう時に役立つんですね。。
いちいち、山グッズに感動です。。
そして寝る前に暗い露天風呂でもうひと浴び。
そして、就寝。。
翌朝。
既に本格派登山組のほかのお客さまは、準備万端で早々にc/oされる方々も。
朝ごはん。
別アングルから、露天風呂の写真。
さて、出発です!!
来た道を、また2時間ちょっと掛けて戻ります。
途中、鉱泉を発見したり。
高山植物を眺めたり。
ミツバチ、こんな山頂にまで居るんですね。。
稜線に小さく見えるこの小屋=峰の茶屋が折り返し地点でした。
無事、行って帰ってくることができました。。
私の人生の中では(笑)、奇跡としか言いようがありません。
本当に当時、ご一緒してくださったみなみなさま、
ありがとうございました☆
三斗小屋温泉、忘れません*^^*
【三斗小屋温泉煙草屋旅館HP】→http://www.tabakoyaryokan.com/