登録有形文化財のお宿、『大湯元 山田旅館』
実に、『山田』と名前が付く旅館に、はずれは、ない◎
と言うか、すべて、大当たりの宿ばかり。
大分・明礬の山田屋旅館、
京都・東本願寺前の山田屋旅館(※温泉ではなくお料理で◎)
そして、この長野・小谷の山田旅館。
ずっと、気になっていたお宿。
蓮華温泉に行ったついでに、宿泊先として予約しました。
凄くお天気もよく、こんな青空なのですが…
実は長野県あたり、超大型台風直撃予想も出ていたほど、結構深刻ムード。。
時に三連休だと言うのに、
この日、台風直撃を恐れた山ノボラーの方々が、全員揃ってキャンセル。
湯めぐり目当ての私たちだけが、このお宿の宿泊者!
全・館・貸・切。
こんなラッキーなことは滅多にありません。
泊まらせていただいたのは、本館の二階。
レトロな佇まいそのままの、所謂、湯治場的雰囲気。
ひとりで使うには、広すぎるお部屋。
でも、鍵はありません(笑)
早速… 明るいうちに名湯へ!
名物、どばどばな本館のお風呂、
これは、枕ですね…!
そして、こちらが宿泊者専用の新館の方のお風呂。
こちらは、内風呂。
見てください、このガビガビな手桶…
超感動的です!!(笑)実はこの宿泊者専用新館内風呂から、露天風呂が続いていて。
露天風呂へのアプローチ。
(注:男湯です^^;)
なんともまぁ、絶景の露天風呂◎
実はこちらは男性用で、
女性用はこの下、囲いがある方ですね~♨
でも、女性用からは扉を開けて行けるようになってるんですよ^^
足湯でまったり、夕暮れ時を愉しんでおりましたら…
水面に映る色で判りました、綺麗な夕焼け空!
ほんの一瞬の、美しい光のいたずら。
飛行機雲まで桃色に染まり~。。
山ノボラーのためにあるような湯宿は、
お夕飯が早いのです◎
17:30~1階の食堂にて、私たちだけ(笑)
お料理、正直びっくりしました、山小屋的雰囲気だとばかり思っていたら、
大好きなおそうめんはお洒落に出てくるし、
山菜はもちろん、お刺身や天麩羅も…
建物良し、食べ物良し、お湯もまた良し◎
いいお湯のおかげで、
夕食後、19時過ぎから23時まで、爆睡したのは紛れもなくワタクシです(笑)
↑↑最近はやりの、フチ子さん(笑)
日ごろの疲れを旅の名湯で癒す。。
嗚呼、なんと贅沢なんでしょう…。
翌朝。
山のお宿にしては豪華すぎる朝食をいただき、
名残押しさを確かめつつ、もう一度、宿泊者専用露天風呂へ~
途中、窓からこんなのが見えましたよ?
昔の源泉でしょうか。
ここはほんと、いい湯宿です。
登録有形文化財の趣あるお宿。
でも新館は本当に綺麗だし、お風呂もたくさん。
聞けば現ご主人で二十一代目だとか。
お湯はオール5つ星★★★★★
今日もまた、いいお湯&いいお宿に出逢えたことに感謝☆
【大湯元山田旅館HP】→http://www.otari-onsen.com/
(2014.7訪問です)
雰囲気★★★★★
お風呂★★★★ ※源泉2種あり 新湯は宿泊者専用
(元湯)源泉温度44.8度 泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉 pH6.72 成分総計3,178mg/kg
(新湯)源泉温度48度 泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉 pH6.76 成分総計3,797mg/kg
お食事★★★★ 山ノボラー様御用達のお宿にしておくにはモッタイナイ!美味しいお料理の数々。
お値段★★★★ 本館2階利用、一泊二食付きで
総 合★★★★
(memo)
*通年営業(無休)です。但し、豪雪により冬期は縮小営業あり。
*日帰り入浴は、元湯のみ利用可能。大人500円、子供300円、10:00~15:00
(分析書:元湯)
(分析書:新湯)