ずっとずーっと行ってみたかったこのお宿。
そして、訪れたその後は、
とてもいい印象しか残っていないこの名宿は、『銀婚湯』。
銀婚とは、結婚してから25年目のこと。
何故この北海道のこの地にある温泉に、
『銀婚湯』と名前が付いているのか、というと・・・
銀婚湯の温泉
(中略)
大正十四年五月十日、七飯峠下の川口福太郎・志あって中州を開掘し、
熱湯大量湧出に成功し、温泉宿建設に夢をはせたものでした。
ときあたかも大正天皇銀婚の佳日に当たり、
妻トネの発案で、そのお目出度いお祝いに自分たち夫婦の銀婚式を重ね合わせて
銀婚湯と命名したのです。
その後幾多の試練があったが、妻トネの血の滲むような努力によって
今日の銀婚湯の礎が築かれたのであります。
大正天皇の銀婚の日に重ねた、おめでたい由来だったのですね。。
確か、ご常連さんが書いてくださったイラストとおっしゃってた気が…。
ほのぼの、かわいらしい。
函館からもちょっと遠い、
札幌からも結構遠い、
なかなかここに来ようと思わないと来れない秘湯♨
ちょうどお宿にたどり着いた時は、秋雨。
しっとりな風情。
こういうお宿に泊まるときは必ず、
旧館または本館をチョイスするのがお決まり。
だって、そのお宿そのもののいにしえからの良さが味わえるから。
本館の雰囲気。
ちょうど角部屋に通していただきました◎
銀婚湯は貸切露天風呂が有名。
イラストを見ると、ちょいちょいのちょいって感じに見えますが、
実はこれ、一周しようとしたら、小一時間コース!
雨だけど…
露天風呂へ行ってみましょうか。
本館を出て、林の方に歩いて行くと…
雨宿り中の猫ちゃんたちが!
近づいていくと、
わらわらわら…🐱🐱🐱
しばし遊んだあと、
再び、雨宿りフォーメーション。
可愛いねぇ…。。
かつら並木の方へ。
目指すは杉の湯。
杉の湯…
なんと、芳しいアブラ臭!
まさかこんなところで、アブラ臭を胸一杯深呼吸できるとは…!
かつらの湯は、ちょっとした高台にある露天風呂。
そして川向こうの露天風呂に向かうのに、
わたらなくてはならないのが、この吊り橋!
めちゃめちゃ緊張。。
どんぐりの湯♨
そしてこちらが有名な、トチニの湯♨
実はトチニの湯には、湯船がふたつあり。
もみじの湯♨
雨もいよいよ本降りになってきたこともあり、
お宿へ戻りましょう。
また、あの雨宿り猫ちゃんたち🐱
秋雨、寒いよね…。
お部屋でいただくお夕食。
決して気をてらう訳でもなく、
素朴な温泉宿の、ザ・旅館料理と言った感じ。
ただし…
美味しいのです◎
でもって、量も多目(笑)
お酒も豊富だし…
飲むもよし、食すもよし、
本当にご満足…
朝御飯
お味噌汁が、たっぷり出まして。
(私は普通のお食事なら味噌汁2~3杯いただく身なので、嬉しい!)
「みみのり」を使ったお味噌汁。朝湯♨
湯船に沈むと見えるこの緑の景色…
本当に気持ちのよい湯あみ♨
大浴場は広い露天風呂付き。
昨日の猫ちゃんたちに会いに、
かつら並木の方へ。
いたいた…!
今日はあったかい車のボンネットの上(笑)
足元に、擦り寄ってきましたよ🐱
あっ。ボスっぽいのがこっちを睨んでる…!?
睨みながら近づいてきて…
そのまま、足元でゴロリ!
ボス、いいのかしら、こんな、まんま猫姿で(笑)
猫ちゃんともたくさん遊び、
露天風呂もたくさん巡り、
美味しいお食事もたくさん堪能し、
本当にいい想い出ばかりの『銀婚湯』
また来れる日を楽しみに…!
【銀婚湯HP】→http://www.ginkonyu.com/
【銀婚湯HP】→http://www.ginkonyu.com/
(2015.9訪問です)
雰囲気★★★★
お風呂★★★ 源泉温度 度 泉質: pH 成分総計 mg/kg
お食事★★★★★ 美味しくて、量が多い(笑)
お値段★★★★★ 1泊2食付き本館 10,000円
総 合★★★★
(分析書)