東京都庁を勤め上げ、52歳で早期退職しその後作家の道へ。
その後、100~200じゃ収まらないほどの小説・ノンフィクションを手掛け、
芥川賞候補とまでなる。現在94歳(!)
少し前に手にした『東洋経済』(2022/1/15号:『LIFE SHIFT』のおさらい号)に
元気な御姿とともに載ってらっしゃいました。
その童門冬二さんがおっしゃっていたことば。
「学びは人生に果実をもたらす種」
・学びの種は未知ではなく、既知の分野で探したほうがいいというのが持論。
つまり「鉱脈は自分の過去の中に見出すべき」です。
・「人は誰もが、その年齢まで書かれた一冊の本である」
その本の中には、読み返すに値する箇所が必ずひとつはあるはずです。
自分にとって価値のある一行なり1ページなりを見つけたら、
それを学びの素材にすればいい。
・50歳までは仕込みの時期かもしれません。
自分という樽の中にさまざまな素材や栄養をため込んで、発酵させる時期。
その発酵があれば、何を始めるにも「遅すぎる」ことはありません。
・「気象点々」が生活信条。
「転」は単に転がるというのではなく、最後まで緊張して生き抜くという意味です。
転々の人生が始まる50代は再学習の起点となる重要な年代です。
いくつになっても「学ぼう」とする姿勢は大事◎
「学ぼう」とする人は、日常のどんな事柄からも学びを得て成長できる。
逆に、学ばない人(=これでいい、自分は完璧!と思っている人、人の意見に耳を傾けない人)は
それ以上の成長を、自分の手で摘んでしまっているようなもの。
(ほんとモッタイナイ…)
「50歳までは仕込みの時期」かぁ…。
先日の、飯出隊長の話ではないけれど(笑)、
40~50代なんて、まだまだなんだぁ…と思わせる諸先輩のおことば。。
心に沁みいります…。
(トップ画像:ワンピース『熊本復興プロジェクト』阿蘇駅の前のウソップ像)
#童門冬二 #学びは人生に果実をもたらす種 #東洋経済