** Season's Greetings ** 湯楽粋笑

季節のご挨拶:温泉と日本酒、全国各地のたのしいことや美味しいもの、いろいろ。

岩手山・崖下の湯*岩手県八幡平市岩手山中大地獄谷前

文月某日、私(たち)は盛岡市内に居た。

半年以上も前から計画していた、岩手野湯旅…♨

 

前夜祭(『菜園マイクロブルワリー』『遠野屋』ジンギスカン&『じょ居』)で楽しみ過ぎて、本来の目的を見失いそうになったけど(笑)、

朝8時、オリックスレンタカー前集合。

 

なぜか… 小雨交じりの盛岡駅前。

なんで!?!

まぁそりゃ、梅雨前線が西日本~関東一円まで張り出して、

線状降水帯とか言っている有様じゃ、しょうがないって言えばそうなんだけど…(←でも納得いってない)

 

盛岡市内を抜け、岩手山を横目にドライブ。

このあたりでは小雨はちらつかず、気のせいか雲も薄くなり。

 

七滝コース登山口に到着、車も10台ほど。

みなさん、単純に登山目的なんだろうな。

入山届を出し、今回は4人で出発!

”山でクマに遭わないための8か条!!”

今回は、熊鈴もれなく持参◎ 今回は先導は天パ達人。

 

続く、ユグチさん、まめたさん。

途中、この御一行様(自称:後期高齢者チーム)に出会う以外は

ほかにすれ違いもせず。

彼らからしたら、「若いねー!」って言葉が嘘偽りなく響く(笑)

「どこまで行くの?」

「この先の温泉に…」

「温泉なんてあるの!」

「ハイ~!」

「がんばってねー!」

 

一服峠で一服。

 

片道全長5キロくらいか。

途中、ほどよく捏ねられたあんこ状態になっているところも。

沢水が心なしか白濁に見えてきた…!

↑ここが多分、左保沢。←なんて読むんだろ?

 

「あともう少し!」

天パさんが声を掛けてくれた時点では、

待ち構えていたような青空が広がり…!

着いた…!

あまりにもわくわくしすぎて、

着いた当時の全景を誰も画像で収めてないことに、今気づく(笑)

 

取り急ぎ、この目の前に見えているあの泉に近づかなくては…!

天パさんが軽々と崖を降りていく。

続く、ユグチさん。

まめたさん、最後尾で見守る、の図。。

「三点支持で降りてきて~!」 

…ゴール!!

いやはや…! 青すぎる空と白すぎる湯…♨

  

最高でございます✨✨

 

尻下にはこんもり硫黄、湯温は体感25度くらいか…?と思っていたら、

あまりに楽しすぎ&はしゃぎすぎて誰も測っておらず(笑)


後日、ファラオ草柳さんのサイトで確認したら、24.5℃と…! 正解✨

…最近、前後1度差くらいで湯温(水温)当てられるようになりましたよ😉

 

そうそう。

この日は何故か、いつもの湯あみ着ではなく、デニム地の水着を引っ張り出して。

それ見てまめたさんひとこと、「なんか昭和な水着みたいなの着てるねw」

結構いいとこ突いてるご指摘! 

昭和じゃないけどw もうたぶん、20年以上も前に買ったのかな~😂

 

晴れ女の面目躍如、

この青空と白濁硫黄の絵が撮れたならそれで満点!としましょう◎

 

そもそもが曇り予報だったから、

すぐに気を許す?とこんな曇り空になるんだけど。

みんなで下の湯舟、真ん中の湯舟、上の湯舟、さんざん遊んだあとだから、

湯の色もかなりの白濁…

 

小一時間くらい、遊んでたかしら?

支度を整え、おんなじようにまた三点支持で崖上へ。

これが、沢の全景。

奥にも硫黄っ気のある白い部分が見えるけど、

そこまではちょっと沢屋さんじゃないといけない…。

 

来た道をまた戻る。

帰り道はほどよい下り斜度のため、走っているほうが楽、と天パ達人。

なるほど、その通り! リズミカルにランニング~

おかげで帰り道は順調そのもの。

 

実は行き(登り)はちょっとしんどかったんですよ…

飯出隊長のマイペース登山に慣れっこだったとこともあり、

若手男子の、フツーに足の速いこと~!

あら、やだわ、ちょっとバテるかも!?と汗かきながら思いつつ、

しんどさから逃避するために別のことを考えてみたり(笑)

 

でも…

ゴールでこの何とも言い尽くせぬ醍醐味を味わってしまうと、

ここまで来る辛さとか汗だくとか、全然どーでもよくなるのは悪い癖(笑) 

どうせ筋肉痛にもなんないし🙂

 

この日、これが1湯目♨

野湯的なとこは、もうひとつ、ここにも寄りましたよ。

 

また、忘れないうちに備忘録で書けたらいいな~🎶

 

野湯は思わぬ危険がたくさん!

用意・下調べは十分に、お天気も運も味方につけて、安全第一&自己責任で。

 

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