銀行員だった御主人が、後継者の居なかったこのお宿のために、
仕事を捨て、養子縁組してまで継ぐことを決意したこの温泉。
そんなに素晴らしい温泉が、あるなんて。
そんなお話を聞いたきり、
ずっと思ったまま、訪れる機会がなかった沢渡温泉まるほん旅館さん。
30分くらいかな、バスに揺られてたどり着いた小さな温泉街、沢渡(さわたり)温泉。
日本秘湯を守る会、提灯のお宿です。
このお宿の名物は・・・なんと言ってもこの混浴の大浴場。
(注:名湯には昔からの混浴が多いのです。)
扉を開け~
この階段を降りると、
この素晴らしき浴槽です。
お湯は、湯口にちょっとガビガビがつく、
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉、pH8.41
たまに、こんな帯状の湯の花も!
適温です。
熱くもなく、温くもなく、お湯は柔らかく気持ちよく。
「一浴玉の肌」とはよく言ったものです。
いいお風呂じゃないですか・・・。
このほかにも、家族風呂がいくつかあります。
御家族や、カップルでいらしたら、ゆっくりできますね。
↑丹前の、まるほんマーク♥
お食事は、食堂でいただきます。
なんとまあ!季節感あふれる前菜!!
あまり期待していなかっただけに(すみませんm(__)m)
この斬新なよそおいとお料理にはびっくり!
美味しく、楽しく、いただくことができました。
朝食はこんな感じで~
いつも朝食は食べない私には、これくらいでちょうどよい!!
希望的朝食です☆
そうそう、お隣に共同浴場もあります。
浴槽の写真はありませんが、
湯舟の底に穴があいていて、廃湯がそこから上に上がってくるシステム。
下に沈んだごみなどは、自然にこれで上がってくる、ということですね…
なかなかの素晴らしい仕組み。
お向かいの、おまんじゅうやさんも良かった~
(私、粒あんは実は苦手です^^;)
実は、沢渡・四万あたりは、草津のあがり湯として有名。
強酸性の草津の名湯に浸かったあとは、
優しいお湯に浸かって仕上げ。
…ということは、四万温泉も近いので、
バスで乗りついで、c/o後に行ってきました。
立ち寄るには定番すぎるほど定番の『柏屋カフェ』。
そしてまた、定番すぎるほど定番の『温泉マークカプチーノ』
なんでこう…
温泉マークがあるだけでワクワクしてしまうのでしょうね…。
ついでに…積善館(せきぜんかん)にも立ち寄り湯。
こちらも、素晴らしき浴室です◎
群馬のほっこり湯旅。
東京からならば、日帰りでも行けちゃう距離です。
でもそこをあえてゆっくりと~
このあたりは、
草津温泉はもちろん、
♨四万温泉『柏屋旅館』 ※未掲載ですm(__)m
いろいろありますので、
季節に応じてゆっくりされるのもいいかもしれませんね。。
【まるほん旅館HP】→http://www.sawatari.jp/
(2010.11訪問)
(分析表)